地域の暮らし | 2021年8月30日

福島県郡山市で暮らしたい人必見!移住がおすすめな5つの理由

福島県郡山市は、「人」「モノ」「情報」が活発に行き交う街です。人口規模は、東北地方でみると宮城県仙台市、福島県いわき市に次いで、郡山市が多くなっています。首都圏から東北新幹線で約80分の距離。鉄道や東北·磐越両自動車道が縦横に交しているため、全国各地へのアクセスに優れた東北の拠点都市です。

アクセスの良さ、拠点都市であること、生活に関わる制度も充実しているため、移住にはぴったりの街と言えるでしょう。そこで今回は、福島県郡山市への移住をオススメする5つの理由についてご紹介していきます。

1. 福島県郡山市の物価は安い?移住支援制度はある?

生活するうえで一番気になるのがお金の問題。今よりも生活コストを下げたい!と考えて移住を検討する人も少ないと思います。

では、実際どうなのでしょうか。

東京23区と福島県内5つの市の家賃平均をまとめました。

市区町村 家賃平均
東京23区 約9万円
会津若松市 約5.4万円
いわき市 約4.7万円
南相馬市 約4.6万円
郡山市 約4.4万円
福島市 約4.2万円

福島県郡山市はおおよそ4.4万円で福島県内周辺の市と比べて数千円ですが安い傾向にあります。もちろん築年数や駅までの距離など条件によって異なりますが、ワンルームから1DKの平均相場は上表の通りです。

福島県郡山市は東京23区と比べると4.6万円安く、県庁所在地である福島市と比べると0.2万円高いという結果になっています。これからご紹介する福島県郡山市の良さで、この物価はかなりお得ということが分かっていただけると思います。

福島県郡山市の移住制度

福島県郡山市への移住がおすすめな理由として、主要駅などを中心に市街地があり、少し郊外に行くと自然豊かな田園が広がっていることが挙げられます。そのため、メリハリのある生活を送ることができます。

さらに、東京圏からのUIJターンを考えている方には移住支援金が支給されますので、詳しくは「東京圏からのUIJターン移住支援金事業について」をご覧ください。それでは制度について見ていきましょう。

住まいに関する制度

支援制度名 支援内容
県·市町村による 住宅建設等への支援制度 福島県にお住まいの方·これからお住まいになる方が住宅を新築·増改築、住宅設備の設置を行う際に受けられる支援制度
来てふくしま 体験住宅提供事業 福島県内で体験居住をするために、県営住宅の空き住戸を一定期間提供。3か月(最長1年間まで延長可)月額10,000円で利用可能
空き家·ふるさと復興 支援事業 県外から福島県に移住される方に対して、空き家のリフォーム等費用の2分の1、最大190万円まで支援
空き家再生 子育て支援事業 県内の子育て世帯に対して、空き家のリフォーム等費用の2分の1、最大230万円まで支援
三世代同居·近居住宅を取得の 不動産取得税の軽減措置 子どもや孫を育てやすい環境を確保するため、県内に三世代以上の方が同居又は近居する住宅を取得した場合、申請により住宅に係る不動産取得税の一部が軽減
三世代同居·近居住宅を取得の 不動産取得税の軽減措置 空き家バンクの物件所有者又は購入予定者で、既存住宅状況調査の費用2分の1、最大37,500円まで支援

人口減少に伴って、空き家に関する制度が多くみられます。特に、空き家のリフォーム費用を支援してくれるのはありがたいですよね。

さらに、福島県郡山市で新しい生活をスタートさせる夫婦に、住宅購入、賃貸物件の家賃、引越費用などを最大60万円まで補助をしてくれる制度もあります。

他にも、住宅用太陽光発電システム、リチウムイオン蓄電池等の設置費用補助や、農地購入をする際に優しい福島県郡山市ならではの制度もあります。詳細は郡山市ホームページをご覧ください。

仕事に関する制度

移住後、どのような仕事があるのか、サポートはしてくれるのか?気になるところですよね。福島県郡山市の仕事に関する特徴的な制度をまとめてみました。

支援制度名 支援内容
就職支援情報 Fターン 就職面接会や求人情報など、郡山で働きたい方々への各種情報提供等を行っているサポートサイト
ふくしま生活 就職応援センター郡山事務所 福島県が県内7か所に設置した就労支援施設。ハローワークの求人のほか、郡山事務所が独自に開拓した求人情報を提供し、専任の相談員が親身に就労をサポート
ふるさと福島 就職情報センター 東京にある福島県への移住専門の相談窓口。県内市町村と連携し、一人一人の思いや希望が叶う福島県での暮らしをサポート
サテライトオフィス 開設支援補助金 県外企業が福島県においてサテライトオフィスを開設する際に要する経費の一部を補助する制度。補助率は対象経費の4分の3、上限は500万円まで
ふくしま移住希望者 支援交通費補助金事業 福島県へ移住を検討している方が、生活環境·住宅·就業などを調査するために県内へ来訪する際の交通費を一部補助

Fターンのような情報発信をしているWEBサイトに加えて、丁寧に説明してくれる就職応援センターがあることが分かります。

制度の詳細はこおりやま移住·定住ポータルサイトをご覧ください。

2. 移住前に要確認!福島県郡山市の交通事情は?

移住先の物価や、手厚い支援を確認した後にチェックすべきなのが「移動手段」です。東京都心部では、公共交通機関が発達しており、移動に困ることはありません。

しかし、移住先の交通事情を把握していないと、住み始めてから困る可能性が出てきます。JRや私鉄の運行状況、マイカーの必要性など、日々の生活をスムーズに送るために、しっかり確認しておきたい項目です。

福島県郡山市の主な交通機関と福島市までの距離感

福島県福島市までは新幹線を利用すると約13分(東北新幹線 郡山駅ー福島駅)。車であれば約1時間の距離です。

福島県郡山市内には11の鉄道駅があります。駅付近にお住まいであれば、福島市内に行くにはJRを活用する方が時短と言えるでしょう。

福島県郡山市内の交通事情

福島県郡山市内の公共交通機関について調べてみました。

  • 電車:JR東北本線(3駅)、JR水郡線(4駅)、JR磐越東線(2駅)、JR磐越西線(6駅)
  • バス:路線バスは132路線(福島交通株式会社が運行)

福島県郡山市は、福島県のほぼ中央部に位置していることから、鉄道網や道路網も整っています。東北新幹線やJR東北本線、東北自動車道や磐越自動車道などの主要道路も通っているため、県内はもちろん、東北各地や都心へのアクセスに便利です。

また、郡山駅周辺にはショップやレストランがあり、幹線道路沿いには駐車場を備えたショッピングモールもあります。そのため、移動手段が何であれ日用品等の買い物には不自由しないというメリットがあります。

一方で、都会に比べるとバスや電車の本数が充実しているとは言えません。そのため、マイカーは必須になるでしょう。

3. 移住の最大の壁!福島県郡山市は雪が積もる?

福島県郡山市は福島県の中でも中央に位置します。東北の冬は寒くて雪が降る…そんな印象がありますが、実際はどうでしょうか。

福島県郡山市の雪·寒さ事情について調べてみました。

気象庁の過去データをもとにした平均値を見てみると以下のとおりです。

  平均気温 最深積雪
1月 0.9℃ 18cm
2月 1.4℃ 15cm
3月 4.6℃ 8cm
4月 10.5℃ 2cm
5月 16.2℃ 0cm
6月 20.0℃ 0cm
7月 23.5℃ 0cm
8月 24.5℃ 0cm
9月 20.4℃ 0cm
10月 14.5℃ 0cm
11月 8.6℃ 1cm
12月 3.4℃ 7cm

参照:気象庁(平年値)·郡山白河

福島県郡山市がある中通りは、雪があまり積もりません。しかし、年に2~3回はドカ雪が降ります。冬場は、道路が凍結してしまうため、スタッドレスタイヤに交換し、周囲に注意をして運転を行いましょう。

さらに雪が降った場合、駐車場などは自分で雪かきしなければなりません。冬場は日常的にスコップを準備しておくと安心です。

4. 移住時の盲点!福島県郡山市の子育て支援や学校数は?

家族で移住をする場合、子育てに関する支援や教育制度について気になるところですよね。また、現在は子どもがいなくても今後妊娠を考えている方には、ぜひ確認しておきたポイントです。

福島県郡山市内の小学校は52校、中学校は26校、義務教育学校2校となっています。

そして、私立保育所59施設、公立保育所25施設、認定こども園2施設、幼稚園31施設の合計117施設となっております。

教育・子育てに関する支援

福島県郡山市では子育てサイトを運営しています。「赤ちゃんが生まれたら」「子どもの健康」などの目的別で調べることができ、さらに0歳から高校生までの年齢別で必要な情報を入手できます。保育所の空き情報や、児童手当などもこちらから見ることができますので、ぜひご覧ください。

その他の支援は以下の通りです。

  支援内容
赤ちゃん ニコニコステーション事業 社会全体で子育てに取り組む意識を高めるため、市内の公共施設や民間施設に設置されている授乳室等を「赤ちゃんニコニコステーション」として登録
ウェルカム 赤ちゃん事業 子育て世帯を応援するとともに、未来を担う子ども達の健やかな成長を願い、新生児に記念品を贈呈
地域子育て 支援センター事業 子育てに関する様々な悩みや不安等に対する相談、子育ての親同士の情報交換を図る場を提供
ファミリー サポートセンター事業 子どもを預けたい人、預かってもよい人がそれぞれ会員登録し、地域でサポートを行う
アプリを活用した情報発信事業 (ニコサポアプリ事業) 自治体向け育児支援サービスを提供する情報発信会社に委託し、子育てメール(電子母子手帳)を配信

赤ちゃんにも、お母さんにも優しい制度が整っています。特に、ファミリーサポートセンター事業においては、お仕事が忙しい親御さんは是非利用していただきたい制度です。

5. 移住には転職必須!福島県郡山市の盛んな産業とは?

福島県郡山市の事業所数を見ると、「非農林漁業」(※非農林業とは、農業·林業·漁業」以外の産業)が圧倒的に多いことが分かりました。次いで「卸売業·小売業」「宿泊業·飲食サービス業」が多くありました。

しかし、就業人口は「卸売業·小売業」が最も多く、次いで、「製造業」「医療·福祉」が多くなっています。非農林漁業や飲食サービス業は、家族や個人経営をしていることから就業人口が少ないと予想されます。

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都会と田舎のバランスが取れた郡山市では、第3次産業の需要はもちろん、製造業や農業なども人手が足りていません。是非興味があれば、製造業や農業なども就職先として考えてみてはいかがでしょうか。

6. 移住前に、まずは転職活動を

今回は福島県郡山市への移住がおすすめな理由を5つをご紹介いたしました。

制度やお金の話、気候や子育てについてなど、どれも移住に欠かせないポイントです。とくに「仕事」は、移住前から決まっている方が安心です。見ず知らず土地での職探しは、ハードルが高いように感じてしまいますよね。

そういう方は、地域に特化した「転職エージェント」を活用してみるのはいかがでしょうか。時間や労力をかければ自力でもできることですが、なかなか効率よく進められなのが転職のリアル。転職エージェントなら希望を伝えることで担当者がおすすめの求人をピックアップしてくれます。

数多ある転職エージェントの中でも、宮城県仙台市に本社を構える「ヒューレックス」は、仙台市だけでなく福島県郡山市への移住を考えている方にもおすすめです。

郡山市はもちろん、福島県全体の転職サポートを行ってくれる心強さ。非公開求人も多く、希望や適性にそった企業を紹介してくれます。

きっとあなたにぴったりな求人が見つかるはず。まずは無料登録で相談だけでもしてみてください。

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